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LoLをしながら社畜しながら生き抜く話

【LoL初心者向け】ゲームコーチングのメリット・デメリット

 4月になって新生活が始まりましたね。3月末で無職になった無職ニスタです。

 

 さて、新学期が始まって新しく「習い事」を始める人も多いのではないでしょうか。世の中には調べてみると想像以上に様々な習い事が存在します。自分の大学の先輩はバク転教室なるものでバク転を習っていました...。

 

 そんな中でも今回は「ゲーム」の習い事を少し試してみた感想と教わったことを備忘録代わりに書き残します。内容がLoLのマニアックな話題になるのは許してください。

 

 

始めたきっかけ

 シーズン9からLoLを始めたわけですが、どうしても知り合いとパーティ組んでノーマルに出かけると結構な確率でボコられます。そして対戦型のオンラインゲームは勝てないとあまりモチベが続かず苦しいわけです。上達するために一人反省会を開くも、試合の長さから「何を振り返れば良いのか」を特定するのが難しい...。攻略WikiYoutubeの動画と睨めっこしていても中々勝率は上がりません。

 そんなある日、前の職場のトイレでツイッターをしていたところこんなツイートが。

 ええやんけ....。思い立ったが吉日、早速連絡を取り計2回程ほど受けてみました。

コーチの略歴

かぶぷんさん。Bowqen Blackbucksのsup担当の人。詳しくはTwitterや、まだあんまり本数出してないけどチャンネルを見てください。supのコーチングする人って結構レアな気がするのは気のせいだろうか。いずれにしてもsupメインを考えていた自分にとってはとにかく渡りに船でした。

twitter.com

www.youtube.com

コーチング内容

長さは一コマ1時間程度でした。構成は前後半で分かれていて、内容はこんな感じです。

 

前半:試合リプレイのレビュー(主に立ち回りについて)

discordで画面共有しながら、レーンフェイズの細かな動作や集団戦の立ち位置、ワードを差す場所についてのアドバイスをもらいます。

後半:リプレイで使用したり、自身が希望するチャンピオンのメカニクス(コンボ) 

使い勝手が分からないチャンプや一連のコンボ等を動画や画面共有内のカスタムゲームで教えてくれます。

ちなみに教えてもらったポイントはかぶぷんさんがメモってくれました。思い返すと結構至れり尽くせりですね...。

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コーチング時のメモ

実際にコーチングに至るまでですが、

連絡->口座振り込み->日時指定->受講

という流れでした。金銭のやり取り以外はdiscord上で約束して友人とゲームする感覚ですかね。サービスごとに仕組みも違うようなので、あくまで一例ですが。

メリット/デメリット

 さて、早速受けてみて思ったゲームコーチングを受けるメリット・デメリットをまとめるとざっとこんな感じ。

メリット

  1. 野良試合での憤りが減る:自分ができる範囲を専門家に線引きしてもらうため、そこのフォーカスするようになる。その結果、味方や不条理さにイライラする機会が減ります。
  2. どこを修正するのかのポイントが掴みやすい:見知らぬゲームを上達するプロセスを学ぶことができるため、総プレイ時間の節約になる。PDCAサイクルのC(Check)が最適化されるイメージですね。これが一番大きかったです。コーチング外でも「この試合はワードの差し方を考えよう」とか「集団戦のここが悪かったかな」というポイントを意識した上で試合ができるようになりました。
  3. 雰囲気の良いコミュニティに入るきっかけになる:今回は「LoLを一緒にプレイする知り合いが少ない」という悩みもあったのでダメもとで相談してみました。するとかぶぷんさんから大学のLoLサークルを紹介してもらい、現在はそこに入って少しずつフレンドが増えました。自分からコミュニティに踏み出す敷居が高い人には、コーチングはコミュニティへ参画するきっかけとしても利用できますね。特に不特定多数のプレーヤーが存在するオンラインゲームでは、良いコミュニティを探し当てるのもそこそこ労力が必要です。そこを解決してくれるのは個人的にありがたい点でした。

デメリット

 書いてて思ったんですけど、自分が受けたいと思った以上受けることのデメリットって無いんですよね。なのでどちらかというと物足りなかったな...という点になります。

  1. サービス内容と価格設定に幅が欲しい:所謂塾の様に、自分の実力によってコースを選びたかったです。今回は自身のプレイに対する対症療法的なコーチングでした。ただそれだと継続してコーチングする理由がちょっと希薄になるんですよね。じゃあ使うチャンピオンの数だけ受講するの?ってなりますし。なので、自分の今の実力を判断した上で具体的な目標(終わり)を定め、そこへ向けてどういうことをやったら良いのかを初回に明示する流れが欲しかったです。
  2. ゴールや成長の経過を把握する仕組みも欲しい:2回目の受講は別チャンピオンの解説をお願いしたのですが、立ち回りにおいて前回との比較があまりなかったので「果たしてコーチングを受けた結果自分は上手くなっているの?」という疑問が少し残りました。ランクは上がっているので上達はしているのですが、もっと具体的なプレイ指標(K/D, 視界スコア)にフォーカスしてもらえれば成長の実感がより具体的なものになったと思います。

総評

 長々と書いてきましたが、「結局ゲームのコーチングってアリ?ナシ?」という点に言及しようと思います。

 

結論から先に言うと

「プレイ時間が限られる人にとっては結構コスパが良い」です。

 コーチングの感覚はまるっきり習い事と一緒です。要するに、自身の趣味の向上を最適化するために報酬が払えるかどうかで判断しましょう。ピアノが上達したければピアノを習うように、ゲームが上達したければゲームを習うのが手っ取り早く、そこにお金を出す価値が見いだせる人は出せばということです(....身も蓋もない)。

 一つ付け加えるならば、特に人並みにプレイするために必要な前提知識が多いゲーム程、コスパが良いと言えるでしょう。LoLを始めとするMOBAや、Rainbow 6 SiegeやOverwatch等、やってみたいけどとにかく覚えることが多すぎる!こっちはウィークエンドプレーヤーなのに!って人は試しに受けてみるのはいかがでしょうか。