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LoLをしながら社畜しながら生き抜く話

TwisterCup2018の各サーバー印象

そういえば今年もTwister Cupのオフライン決勝トーナメントがあることをふと思い出したので、今更ながら各サーバーのオンライントーナメント配信を見ました。その時色々感じたことがあったので纏めておこうと思います。(ST-1,DRST,TBTの皆さんお疲れ様でした。)

 

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全体的な傾向

以前のIS-4+MAUS環境から、足の速さと課金弾の威力を買われたWZ-113主体に変わりつつある。中戦車など乱戦でDPMを出せる車両の増加も海外鯖で顕著。

アジア鯖

・車両編成の傾向はMAUSとDPMの高い中戦車、ローダーをそれぞれ一枚挿ししつつ、残りをソ連重で埋める感じ。駆逐は昨年よりもT110E3、Foch155の姿が散見されるようになった。変則的な構成はTBTのダブルBC位か。ただし二両同時に動かして火力源として運用していたSabotageとは異なり、中盤以降の拠点取りに使用していた。

・優勢戦のポイントに対するウェイトが昨年よりも減少した。ポイント先行した側が固め、それを後攻が崩しにかかる試合運びが変わった印象。フォーカスする側が強いTBだとラッシュを捌いて守るのは難しいことが各クランに浸透しており、中盤以降の中戦車が単独で拠点を稼ぐような光景はあまり見られなかった。

・マクロがちょっとガバ。

露鯖

・WZ-113,E50Mの採用率が他鯖よりも高い。また同じマップでも作戦方針で車両構成の差が激しく、ローダーを3枚投入(@渓谷)したりWZ-113×6両(@王朝の真珠)編成等もあった。またハンドリングスキルに自信があり積極的に撃ちに出る姿勢がアジアと大きく異なる。

・新マップであるファウストに対して、C4は昨年のTwister決勝、マヤ遺跡で見せた直線を意識した構成(前面に装甲が厚い重戦車・重駆逐主軸)を採用しており、単発の高さで有利を取る動きが見られた。

運河はもはや初代Twister Cupよろしく快速戦車のフォーカス合戦と化しており、ガンガン包囲を狙ってくる。特にこのマップではE50Mの採用が顕著である。また構成が軽いためアジア鯖よりも中戦車ルートへの数をかける試合が多かった。

・C4負けた原因は編成で遊びすぎたせいだと思いますggwp。

EU

・何といっても狂気のMAUS5両編成(@ヒメルズドルフ)が目新しい。初期HP差3000を活かしてノンストップでスイープしていく動きは強かったが、相手にされずに拠点のスイッチ繰り返されるだけ破れるため正直ネタ感ある。

・昨年の王者LGNは主力メンバーのオックス坊(Oxbow)らとは別のメンバーになっており、強力な前進による囲い込み戦術は多用しなくなった。優勝したRA1Dは強ポジで安定して撃ち合うのことをメンバー全員が徹底しており、堅実に射線を確保してヘルス差をつけるチーム。攻めにくい拠点でのヘルスを使った突破も非常に上手い。

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決勝の予想

多分アジ鯖今年もボコられると思う。理由は2つ。

  1. タンク役のMAUSとそれに強いIS-4に対して、新しくメタになりつつあるWZ-113がアジ鯖では浸透していない。全体的に編成が持つDPMが増加傾向にあり、中戦車やローダーなど硬さよりも継戦火力やDPM重視な環境に移りつつある中で、未だにMAUSとIS-4型という昨年のメタからの脱却ができてない。
  2. メタの修正する時間が取れないこと。恐らくFEASTが上記に気づくのはミンスク到着後、現地での練習試合(ブートキャンプ)なのだが、ビッグタイトルの大会とは異なり時間も短く、戦術コーチなどもいない環境でこれに追いつくことは正直難しいと思う。

 パッと見EU鯖が本命かなぁ。来年ミンスク目指すみんなはきちんと他鯖の動向を把握するのが大事やで。

P.S.blitz教本カミングスーン。